アセットストアデイリーセールのチェックを日課にしているプログラマーの宮田です。引かないでください。
今回は毎月恒例(にしたい)、ストアセールの注目アセット紹介記事をお送りします。
今回のテーマは「I LOVE 2D SALE」ということで、セールは2Dに特化した内容になっています。
この記事では、私の独断と偏見で特に注目すべきエディタ拡張アセットを4つ選び、概要、価格、特徴などをまとめてみました。
タイルマップエディタやメッシュ変形機能などを扱うアセットはUnityで遠くない将来デフォルト機能に追加されるため選考外です。
機能追加についてのリンクは
こちらです。
余談ですが、個人的にタイルマップエディタを作っていた私は上記発表があった時泣き崩れました。
※価格表記の()内は元々の値段です。
2Dでの流体シミュレーションをするための拡張。大量のパーティクルを使って流体シミュレートしているようです。
デモ動画を見ると分かりますが、流体をシミュレートするだけでなく色を付けて流体同士で混ぜ合わせる、
グループ化してスライムのようにバウンドさせる、他のパーティクルと当たった時に固まらせるなど、
アイディア次第で面白いことができそうなアセットです。
物理パズルに使えそうです。
Poly|Nav
$15($30)
Link : https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/14718
2D での A* 経路探索を行うためのアセットです。
評価がとても高いため安定した動作を期待できそうです。
使いどころはタワーディフェンス、初代クロックタワーのようなアドベンチャーでしょうか。
単一のスプライトで欠損表現をするためのアセットです。
切って真っ二つに、ぶつかった部分をへこませるといった用途が可能で、
大きいスプライトは最適化、あたり判定のタイプを選べるなど補助機能も用意してあるようです。
ストア評価はそこそこ高く、セットアップがとても簡単なので使い勝手もいいのではないでしょうか。
Sprite Factory
$17.5($35)
名前の通り、スプライトの編集に特化したアセットです。
テクスチャアトラスの変換機能、スプライトに特化したアニメーションエディタ、
フレーム単位のコライダー設置設定などなど、スプライトを扱う上で必要な機能が詰まっています。
個人的に気になったのは、装備を設定するのに使えそうな Locators 機能です。
最後に
2D機能が追加されて一年ほどで多くの有用なアセットがあるというところに Unity の勢いを感じますね。
アセットはただ使うのにも便利ですし、プログラマからすれば良質な勉強道具でもあります。
セールを機に購入してアセットを遊び、活用し、勉強されては如何でしょうか。
ではでは~